当社各施工物件の施工計画大要
1 適用範囲
1−1:一般
施工計画は発注者の要求事項を満たし規制要求事項の適合を通して発注者に満足のいく作品を提供する事を目的の第一義として作成します。
1−2:適用
施工計画は各契約毎の工事(以下「本工事」という)に適用します。
2 引用する図書・文書類
本工事の施工に当たり、契約書並びに設計図書類、施工図、発注者の指示、関係諸法令及び本施工計画表により施工します。
3 特殊用語
機械名などの業界用語は本施工計画表では一般的に聞く名称で発注者の方に解りやすいように心がけます。(例:バックホウ→ユンボ、ネコ→一輪車など)
4 施工品質を保つために当社が行うこと
・職務と責任を明確にします。
・各部署の作業を管理する部門を設けて、計画通りの結果が得られるように、かつ継続的により良い作品を施工できるように必要な処置を取ります。
・当社社員が平均的により良い作品を提供できるように、文書化された手順を用います。
5 施工品質目標
当社の品質目標は次の通りです。
・素材を生かした施工技術の向上を図る
・提案型営業を行う
・人格形成教育を行う
・安全意識の徹底を心がける
さらには、各社員が個人目標をもち、社の目標達成のために常に意識をして施工するようにしています。
6 当社社員と作業環境について
・当社の社員は作品施工に影響ある事について、必要な力量がもてるように教育訓練を実施しています。
・当社の作業に関わる資材や車両については規制要求事項に適合したものを使用します。
・粉塵や騒音等を最小限に抑える等、周囲にも注意を払い施工します。
・原則として昼に1時間と、午前午後にそれぞれ1回程度の休憩を取らせていただきます。
・施工時間は発注者と打ち合わせの上決定します。
7 施工について
7−1:計画
施工の計画における必要事項は本計画表に明記します。
7−2:契約事項
・工期については契約内容に記述された日付を遵守します。特に決められていないものに関しては、おおよその実働日数を発注者にお知らせします。
・施工途中で変更や不明な点などが発生した場合には、発注者と打ち合わせを行い、その記録を双方で確認します。
・施工途中で発注者に有効となる情報や提案がある場合は、速やかに提供します。
・発注者からの苦情や提案を受付け、改善に努めます。
7−3:設計開発について
発注者より要望がある場合には、発注者の要求内容をイメージ図として提供します。イメージ図は発注者に提案する前に(発注者の希望に添えるか・発注者の要望を反映し忘れていないか・当社で施工可能か)などの検証を行います。また、引渡前には設計が妥当であったかを確認し、発注者に満足いただける状態かを検査します。
7−4:材料の購入と施工体制について
・当工事で材料が必要となる場合には、あらかじめ選定した信頼ある協力業者より納入します。
・この工事の施工体制を各工事の計画書に明確に、部分的に外注作業を伴う場合でも当社と意識と技術力を共有している業者リストの中から選定します。
7−5:施工方法と管理
・各工種の施工方法に関しては共通仕様書等に準じた当社施工マニュアルに則り施工いたします。施工マニュアルに該当する項目がない場合、さらには共通仕様書等にも記載がない場合には当社の施工実績のある要員を配置して責任施工します。
・作業をするに当たり、予め点検や校正を受けた機械・測器具を使用します。
・施工に関する妥当性の確認を「受入検査」「工程内検査」「社内検査」で行います。その際に用いる合否判定基準は仕様書(設計図書)もしくは(当社規定)基本施工マニュアルを用います
・埋設等によりその後の測定が不能になるものは発注者の要求により写真管理を行います。
・材料や工事の適合性に関しての識別(不合格品の明示等)を確実に行います。
・発注者の所有物が当社の管理下にある場合は使用不可能にならないように保護防護します。また、紛失・損傷・使用に適さない等の場合は書面をもって報告します。
7−6:測量機器の管理
当現場で測量機器を使用する場合には国家標準に適合した検査品を使用します。測定が必要な項目と使用機種は各工事の計画書に明記します。
8 品質測定
各段階検査は次工程及び引き渡しの前に品質に関する適合性を測定するために行うものです。その際、満足しない事項を管理し応急処置のみならず是正することにより、発注者の要求を満たす作品を提供出来る体制を構築します。
9 安全管理
9−1:災害防止対策
第三者災害、労働災害の防止のため、必要に応じてバリケードなどの規制材を設置します。また、危険が伴う作業の場合(重機作業など)安全保護具の着用を徹底します。
9−2:安全衛生計画
・毎朝ミーティングを行い、指示伝達事項の周知徹底を図ります。
・毎日の作業前に機械道具の点検をします。
・現場内の整理整頓及び清掃状態についてチェックをします。
9−3:苦情等の処理
周辺住民より苦情または意見があった場合には丁寧に対応し、直ちに発注者に報告するとともに適切な措置を講じます。
9−4:緊急連絡体制
事故発生時の関係各所への連絡は発見者が行います。
(救急、警察、会社、被害者家族等)
(以上当社経営計画書からの抜粋要約。非管理文書)
椛蝟蜻「園